鈴鹿からのFF釣行記!


6月 16日17日 源流紀行 PartU


前回(5月13日)の源流釣行の最後に 『夏にオーバーナイトでもう一度来よう!』 と約束をした。
その話が 予定よりもかなり早く 実現しました。 私にとって初めての オーバーナイト(一泊)です。
今回のために ザックと パックロッドを新しく そろえて準備をする。
ロッドは 前回の経験から かなり短めを選ぶ。 6フィート4インチです。 


 

前回とは違うところから入山する。 目的の源流は前回と基本的には
同じところです。山を歩くこと 大体3時間・・・。
笹をかき分け 延々と登る。 かなりの荷物を担いでいるから
かなり重い。 登山道を延々と登り やっと・・・
山頂へ・・・・(TOPの写真がそうです。)
途中 休息を入れる。
相棒のザックの中にはテントや2人分の食料が
入っている。 
だから 当然私のザックより重い!
 
『悪いね。重たい方を担がせて・・・。(^o^)丿』

到着後 すぐにテントを張る・・・。
と いうか実は私は 到着後 居てもたってもいられず
単独で支流を釣り上がっていた。 
んで 帰ってきたらもうテントが設営されてた・・。
(相棒さんごめんね。)


新しいロッドは思ったとおり かなり振り易い。 いい感じだ。
なんと言っても アクションがいい。 私はグニャグニャのロッドが大好きなんです。
そして 新しいロッドの最初の一匹
 
綺麗な天然アマゴです。 このサイズを3匹ほど釣ったところで相棒のところに戻る。 (この時 テントがすでに設営されていたわけである)


テント設営地点から 釣り上がる。  入渓して最初の内はなんだか反応が鈍かったが それもすぐに
そうではなくなった。 釣り上がるにつれかなり川幅が狭くなり 前回 入渓した地点まで釣りあがった頃には
かなりいい反応を見せてくれるようになった。
前回来た時は 最大でも19cmと20UPにめぐり逢うことはなかった。 しかし 今回は・・・

 23cmの天然アマゴです。
 今回の最大寸法となりました。
 しかし この支流では 過去に知る限り 29cmが
 あがっているようです。

 このアマゴ かなり引いた。 
 このロッドはなかなかいい味を見せてくれます。

途中から前回同様 アマゴからイワナへと魚種が変わる。 明らかに住み分けしている。
ここでイワナについての掲示板の書き込みをおもいだした。
さすらいの釣り馬鹿さんが 『イワナは5秒くらいは放さないよ!』と書いていたのを 思い出した。
んで 本当にやってみた。 パチャ!っと出てから 5つ数える。 ゆっくり上げると イワナは確かにフッキングしてた。
『ふ〜ん。 イワナ遅あわせ・・・なんてね。』

でも あまりに遅いアワセだったので完全に飲まれたいた。 リリースしてももう駄目なようだったので
夜のおつまみにすることにした。 (イワナちゃんごめんね。)


楽しい時間は過ぎ イブニングタイムが近づいてきた。 大物に出会える最大のチャンスです。
今回の釣行の楽しみでもありました。 明るいうちに ライズの起こりそうな いい感じの淵を探しておく。
しかし 相棒は 『疲れた・・・・』と 言ってテントで寝てしまった。
『まぁ 一人でもいいでしょ!』 と最初は簡単に考えていた。 
目的の淵に到着すると アマゴがライズしてる。 でも明らかに大物ではない。 しばらく眺めもっと暗くなるのを待つ。
どれくらい待っただろうか・・・。 なにもしないで ただじっと水面を見つめたいたが・・・・

ガサガザ! キィキィー!! なんだか不気味な声が聞こえる。 
『そうだ・・ココは山の奥深くだったんだ・・・。』 そう思ったら急に怖くなってきた。
その淵からテントまでは 100mほどしかないが 完全に真っ暗になったらライト一つで帰れるのか??
そう思うと 走るようにして テントへ帰った。 よって イブニングはなし! もう少し山の夜に慣れてから。(言い訳・・。)

真っ暗な暗闇の中にボーっと光るテント。
無茶苦茶 不気味・・。
山の夜はこんなに暗いのか??

初めてのオーバーナイト
飲んでなくちゃやってられない!
飲んでさっさと寝ました。



翌朝・・・。
昨日は比較的狭いところを攻めた。昨日の所では数が釣れるに決まっている。
数釣りはもういいから もっとでかいアマゴの顔がみたい。
2日目は 違うところを攻めてみよう!って事で もっと下流に下る。
すると一気に川幅は広くなり 『ここも源流?』 と疑うほど川幅が広くなった。



2日目は 反応が鈍い・・・。 あんまり釣れなかった。
フライを見に来ては 帰っていく姿がよく見える。 完全に見切られているようだ。 
でも不思議と反応が鈍いのは本流だけ。 地図にも載ってないような支流にはかならずいい反応が・・。

この写真の真中に小さく写っているのは私です。 こんな感じの支流には必ずと言っていいほどイワナがいました。



今回の釣行は 釣り馬鹿氏に教わった チョロキャストを意識した。 5月26日の彼の釣りを見てかなりそれを意識したからだ。
今までは (今でもそうだが・・・) ショートキャストは 水面にたたきつけるキャストをしていた。 それでいいと思ってた。
でもね・・・ 難しい。 思ったところにフライが落ちてくれない・・・。
やはりこれも 練習と実践の中で覚えていくものなんだろう。 それにしても難しいなぁ・・・。



終ってみれば二人合わせて 2日間で70匹以上は釣ったかな? 怖い思いもしたけど
山に登って大変な思いをし 自然を満喫していい釣りをして。
またどなたか お付き合いしてくれません?