鈴鹿からのFF釣行記!
8月10日、11日 奥伊勢の渓 〜『M』さんと


8月10日 午後2時頃 とあるコンビニの前で 『M』さんと待ち合わせ。 彼と出会うのは前回のOLM依頼で これで2回目です。
なにがどこを気に入られたのか こんな贈りものを頂いた事がきっかけで メールで色々な話をするようになった。
なんでも テンカラを操るらしい。 ここでもここでも 出てくる テンカラの ’捨て針’ という釣り方が妙に 気になる。
いったいどんな釣り方なのか? 興味を持った私は 一緒に釣りに行くことを約束しました。

午後5時頃だったか ダム上の目的地に到着。 ここから40分かけて 急なガレ場を下るらしい。
『結構大変ですよ!』という前フリの割には 汗はかくものの そんなに大変とは感じなかった。
30分ほどで 谷底に到着。 早速 目の前に広がる第一のポイントへと 目をやる。 いかにも居そうな場所だ。
『やってみてください!』という『M』さんの言葉を素直に 受け止め 早速身支度をし 第一投目・・・

出た! 乗った! バレタ・・・・・  
あまりに 早い反応に 期待は十分膨らむ。 
『テント設営の間に ちょっと遊んできたら? FLYではイブニングとか言って今の時間はいいんでしょ?』
と言う 『M』さんの言葉を 喜んで 素直に聞き入れ 次ぎのポイントへと。 
(Mさん テントも設営せず ごめんね。)

テント前の淵にて・・・

取りあえずの 一匹目。 いきなり 20upです。
この渓で 20UPは そんなに上がらないと
いうのが私のイメージなのですが・・
居るところには居るんですね。

時間にして 30分ほど釣りをしてテント設営場所に戻る。
さあ! 楽しい楽しい宴会の始まりです。

さぁ・・暗くなってきた。 明かりを灯そう。 ランタンは私の当番です。
『あれ? なんで?・・・・? 付かない』 
ランタンと下部のガスが付かない。 『M』さんによると 規格が2種類あるそうです。
全然知らなかった・・・ と言うことは 明かりなしで オーバーナイト????

『大丈夫! ローソクがありますよ!』 とMさん。
飲んだ ビールの空き缶がそのまま ランタンの変わりに・・・
アウトドアの経験の少ない私には 何もかもが 話のネタに。
楽しかった。 7時頃から始めた宴会も 終わったのは12時を
回っていた。 私はビールを10本持ってきたのだが いきなり
8本を飲んでさらには ウイスキーも少々よばれた。

確か12時前後だったと思う。 『M』さんが とんでもない
事を言い出した・・・。
私は最初  冗談かと思い あまり本気にはしてなかったが・・・。



M: 『ほないきまひょか!』 
I: 『え?どこへ??』
M: 『決まってまんがな 汗 流すんですがな!』
I: 『へ? どこで??』 
M: 『目の前にありまんがな。風呂が。』
I: 『マジで?』
M: 『そんなくさい体で 俺のテントで寝るの? お断りやで!(笑)』

次の瞬間・・・私たちは全裸になっていた・・・。
証拠の写真はあるのですが・・・
さすがに掲載するだけの勇気はありません・・・。
今考えると 深夜に よくもまぁ 泳いだものだ・・・
素っ裸で・・・・

 次ぎの朝・・・・ 6時頃 起床。 居てもたっても居られない 私は隣で寝ている Mさんを横目に 釣り支度。
Mさんはというと・・・
『もう少し寝てます・・・。』  どうも 夕べ飲みすぎたらしい・・・。   


昨日と同じ場所 を探る。 出た! 乗った!
またまた 20UPだ。

次ぎの淵では・・・・出た! ・・・乗らず・・・。さっきのはデカカッタ。残念。

取りあえず Mさんの元へ戻る事にする。 
そそくさと 朝食を済まし とにかく テンカラの妙技が見たい私は Mさんのケツをたたく。
『実際に 釣ってよ!』 と 無理難題を問い掛ける私。
二日酔いの頭で テンカラロッドを 振るMさん。

なるほど 捨て針とはこういう事か・・
ex@さんではないが このテクニック FLYにも応用できるかもしれない。
そう思った。

← テンカラを操る 『M』 さん。


しばらく釣り上がると 大きな淵がある。 昨日は なんの反応もなかった。 いつもなら必ず釣れるらしい。
ここから先は ロッククライミングの技術(!?)が必要で ちょっと危険が伴う。

なんとかクリアーしました。

『テントに帰って 一眠りしますわ。』 という Mさんとはここでしばし お別れ。
単独釣行の始まりです。 さてさて・・・

おっと いきなり またまた 20UP。  おっと まただ。 出る出る。

数匹を追加の後 明らかに尺を超える 魚影を発見。 ゆっくりと近づき カディスを流す・・・
す〜と 近づいてきた! と その次の瞬間! 
隣のチビが 横取りした!  乗った!!

慌てて フックを外し もう一度見ると そいつは居なくなっていた。
さっきのチビでも 20はあったな。 そう考えると 余計に悔しいな。

時計を見ると すでに1時間が経過している。 すぐに戻りますと 告げてあるから 戻る事にする。
こんな場所で単独は危険ですからね。

テントに戻り Mさんに 釣果の報告
『数えたわけじゃないけど 多分2桁くらいは行ったかな。 でもオール20UPというのが一番うれしいよ。』

昼食後 場所を移動することに・・・

あの急なガレ場を 今度は登る。 Mさんは 私に先に行けという。
遠慮なしに自分のペースで登っていった。 車に戻り 汗を拭く。
私より 20分遅れて Mさん到着。
『こんなん 楽勝やん。 富士登山マラソンに比べたら全然楽ですよ!』
と 言う私に Mさんのきつ〜い一言。

『彼方のスタミナは認めるが 無茶はいけない。 まだ山の怖さがわかってない。彼方はそのうち渓で 死ぬよ。』

夕べの宴会でも話した内容だが Mさんは過去にそう言った経験を積んで 物を言っている。
確かに 無茶なんだろうな。 すこし反省しました。

午後の部 場所を変えて 今度は『M』さんの 妙技を見せてもらう事とする。 さっき見せてもらったが 実際に釣ってはいない。
どうしても目の前で釣れる瞬間が見たいのだ。  車で場所を移動し 次の谷へと。 

『あれ? 確かこの辺だったのだが・・・』


どうも入渓する場所が特定できないらしい。 あちこちさまよい歩くうちに お互いが戦意喪失・・。
今日は帰りましょか・・・・


帰りには Mさん宅に寄せてもらい 夕食をよばれた。
『M』さん 何から何まで本当にありがとう。  楽しかったですよ。 満足です。

また 行きましょうね。 今度はもっとえぐい場所へ。 


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