鈴鹿からのFF釣行記!

憧れの 阿寒湖 & 阿寒川 

平成21年5月7日~9日 

ishiguro


■ フィッシングガイド
 憧れの北海道-阿寒 に釣行が決まった! 
 初めての北海道釣行。 ・・・やはり行くからには満足の行くものにしたい。 
 
 
『北海道は良かった!』 そう思える釣行にしたい。 ・・・と言う事で Gentle Art の加藤さんに連絡を取り相談してみた。
 彼が阿寒に魅せられて居る人物であることを知っていたからだ。

 そうしたところ・・・・

 
 >単独で,「折角北海道まで行くので’良かったなぁ’ と思える釣りにしたい」ということですので,ガイドを雇って
 >贅沢に楽しんではいかがかなと思います。

 
そういう返答が帰ってきた。 

 『なるほど・・・ガイドかぁ。 阿寒川もすこし季節は早いだろうから ポイントの絞込みが重要だろうなぁ。
 それに 初めての渓なのでよく判らないし。』

 
そして紹介されたのが 在津信二ガイド。 この名前でネット検索すると 色々な活動が出てくるので是非 検索して
 みてください。 彼のホームページは こちらです。 
 北海道在住ではあるが 出身は九州で 九州男児とも形容してよいのか 話せば屈託の無い笑顔と 阿寒(自然)への
 思いがしみじみと感じられ 親近感がわきます。 ガイドを頼むのなら 在津信二ガイドがオススメ! (^。^)



■ 事前準備
 さて・・・・どういう釣りになるのだろうか? 
 何もかもが ワカラン釣りなので ここは素直にガイドさんに問い合わせしてみよう。


 さて5月の上旬の阿寒川ですが、まだドライは使う機会がないとお考え下さい。
 それでも解禁後2週目で良 い魚に出会えると思います。
 基本的には底をとる釣り方になりますので。
 必須のフライは、ユスリカのラーバ#14〜16、ニ ンフ#8〜12、ビーズヘッド#8〜10、
 カディス ピューパ#14〜16くらいでしょうか。
 ドライでチャンスがあるとすれば、フローティング ピューパ#16〜20くらいです。
 天候・場所が限定 されますが・・・。

 
普段の釣りは ドライフライばっかりで そういうフライは持ってない。 巻くかぁ・・・・。



■ 1日目
 午前11時セントレアを出発し 午後1時 女満別空港へ到着。 昼飯はまだだったが とにかく早く 阿寒湖へ行きたい。
 そういう気持ちが強くて 途中のコンビニでおにぎりを押し込みながら 車を走らせ 3時 阿寒温泉街へと到着。
 事前に宿に送ってあった 釣り道具一式をレンタカーに押し込み 阿寒へ・・・と。

■ 阿寒湖
 今回の釣行は 3日間。 ・・とは言っても初日と最終日は半日だけ。 
 初日は・・・阿寒湖! と決めていた。 湖の釣りは 芦ノ湖で経験があるので まぁ何とかなるだろうと思っていた。・・が・・・・

最初は ボッケと言う所に行ってみたが・・・・風が強くて・・・・風を避けて 移動。 結局 アメマスに出会うことは出来なかった。

■ 2日目 阿寒川
 さぁ本命です。 今日は一日 在津ガイドの案内にて 阿寒川!  どう言う 釣りをさせてくれるの?? ガイドさん!(^o^)丿
 阿寒川をネットで事前に調べた。 そうすると 必ず出てくるのが
 ’ホテル跡’ というポイント。 各種取材も必ずと言っていいほど
 ここで行われるほど 有名がポイントだ。  初めての阿寒川で ガイドさんのオススメもあり ホテル跡から入渓。

 対岸の離れた位置から魚影を確認。
 ガイド
:『まずは魚の付く場所をここから確認してください。 案外 手前の浅い所に居るんですよ。 ほら。』
 
なるほど・・・確かに。 魚影を確認し  ホテル跡のカーブポイントへ。
 そして・・・数投目。 インジケーターが動いた。 根がかりか なんだかコツもつかめなかったのだがロッドを立ててみた。 ・・・ら 一瞬 グンと言う
 重みがロッドにかかり 魚影が反転するのが見えた。 ・・が 次の瞬間 すぐに軽くなった。  ばれてしまった。  
 はっきり言ってその魚影の大きさにびっくりして 思わず興奮してガイドに 
『今のでかかったよね?』 と話かけるも 笑みで返すだけだった。
 その理由は後ですぐに分かった事だが それがここでは普通のサイズだった。 その後 さらに1匹をばらし・・・・
記念すべき阿寒川の1匹目。

成魚放流物か ヒレは回復してなかったが 40cmちょっとの
体高のある ふっくらした魚体だった。
そっと リリース。
ロッドのしなり。

強烈な引きは 阿寒川の重い流れと

そこで たくましく成長するコンディションの良いトラウトの証。
これは・・・ 先ほどの1匹とは明らかに違う 引き。

ガイドさんが何やら叫んでる。


『ishiguroさん そいつは期待できますよ!』
 サイズはこれも40cm程度ではあったが ヒレの回復したほぼ 

完全な魚体。
 
 楽しませて頂きました。

 
ガイド:『フライを交換しましょう!先ほどからハッチが始まっているようです。フライボックスを見せてくれますか?・・・ これで行きましょう!』
 と1つのフライを指差した。

 言われるがままに フライをチェンジし 立ち位置を変えて 流してみた。  なんとすぐにヒット。 そして またヒット! そして・・・・
 なんとホトンド入れ食い状態。 こんなに釣れる物なのか??    ・・・と一瞬 勘違い野郎になるところだった。
 これは ガイドが良いのである。 ポイントのとり方、 流し方、 マッチしたフライ選択。 これらが すべて揃わないと こうはならないだろう。
 ポイントを移動しながら そのポイントにあった 攻め方のレクチャーを受けた。 そして 次々にヒット!と 言う釣果となった。
ヒレの回復した魚体の引きはパワフル! ぷっくり太った ヒレの回復した綺麗な魚体。
しっかり沈める為に 大きめのインジケーターと ウエイトがしっかりつけて

あるので ロールキャストが中心となる。


左のポイントでライズを 見つけ ドライに挑戦してみたが・・・

意地悪な所 (枝の下)に定位していた為 ダメだった。
ここでも 綺麗な魚体をキャッチ!

ガイドさんも私も おもわず ニンマリ。 (^○^)
 ■ 2日目午後の部
 おっと!その前に・・・昼食です。 
 ガイドさんオススメのお店 ’フィッシングランド’
 阿寒の有名人 ’桶屋潤一さん’のお店です。

  ヒメマス定食なり。 上手かった。


 しかし・・・ヒメマスも美味かったが もっと私の気を引いたのは・・
 右の写真 奥に映っている 天ぷら物です。

 ’行者ニンニク’ と言うらしい。 ガイドさんが 阿寒川に生えていた物を
 取ってきておいてくれた。
 はっきり言って めちゃ美味かった。
 
 午後の部です。 午後は気分を変えて ついでにロッドも変えてみた。 今回は #4ロッドを用意。 
 午前は カーボンロッドを 使用したが 午後は バンブーロッドを使ってみた。 
 バンブーロッドに持ち替えての1匹目。

バンブーロッドに妙な曲がり癖が付かないか!?

と 心配するほど 相変わらず強い引きだった。
釣りあがる途中 お風呂を発見。

事前の情報収集で あちこちにお風呂がある事は
知ってはいたが・・・・ ものすごいマニアックな天然風呂だ!

’赤風呂’ と言う名称が付いているらしい。

一人だったら入って居たかも! (笑)

釣り上がりながら 各ポイントで釣果を伸ばしていく。
そして最終最後のポイントにて・・・・

メモリアルな一匹です。 こいつは阿寒川で生まれ 阿寒川で育ったた 純粋な ’ワイルドレインボー’ です。
(※ ガイドさん承認。)

こうして 阿寒2日目の釣行を追え 何匹のレインボーに出会えた事だろうか。
そのうち ヒレピンが3匹、ワイルドレインボーが1匹。 最大サイズは53cmだった。

ただ全部がレインボーで アメマス、サクラマスが混じらなかった事がすこし残念。(-"-) 

※このときの様子は ガイドさんのブログにすこしあります。
 
← 今回お世話になったガイドさん 在津信二さんの車です。

釣り馬鹿のニオイたっぷりの車です。 (笑)

冒頭にも書きましたが 彼のガイドは最高です。
もし 阿寒でガイドを頼む予定があるなら 是非 彼に!


http://www17.plala.or.jp/akan-guide-z/
夕暮れの阿寒川ホテル跡のカーブ。

モンカゲロウのハッチする頃には ・・・

『この時間帯からが 最高!』 

とガイドさん。
 ■ 阿寒最終日
 さて・・・ どうしようか・・・ ガイドさんは 阿寒湖の島に船で渡る事を 私に勧めた。 私が 初日 阿寒湖でノーヒットだったことを話したからだ。
 どうしようかと 相当悩んだが 午後の飛行機で帰らなければならない。 そういう理由もあったので 空港方向へ車を走らせ
 どこか適当な 小規模渓流に入る事にした。 

 ガイドさんに
 『どこかいい場所無いですか?』 と聞いたところ 『それなら!』 と 一つの渓を教えてもらった。
 
 入渓して びっくり! 
『ここは日本か!?』 ホンマにびっくりした。 思わず  ’え’ って叫んでしまった。
 バイカモたっぷりの流れ。 カメラに偏向をかけての撮影。 このバイカモの量は本当は生で見せたい。

 しかし釣果は・・・今ひとつ。 と言うか 当たりはあるのだが ちょっと迷惑な奴らが フライをひったくって行く。
流れの中の 黒い無数の魚影がおわかりだろうか??

とにかく こいつらがドライを流そうものなら
無数に ライズしアット言う間に フライは沈む。

ドライを諦め ニンフにしても結果は同じ。

釣りにならない・・・。

正体を知る為に ミッジを 流すと・・・・

こんな奴が 釣れた。 

こいつは一体 なんの稚魚??


この後 この渓を見切りをつけ 渓を後にした。
 ■ このままでは・・・
 このままでは終われないぞよ。 北海道まで来てこれでは・・・・・ と言う事で またまた空港方向へレンタカーを走らせ
 よさそうな渓を探す。 カーナビで よさげな渓を探し 林道を適当に走らせる。 
ん・・・ここで良いかな?

時計を見ると あまり時間がない。 午後のフライト時間までを逆算すると
釣行に使える時間はなんと 45分。

良くても悪くても もうこの渓から移動することは無理だろう。


さて・・・ 
良い型の岩魚(北海道にしては小さいか??)

が 1匹混じり 十数匹のヤマメが遊んでくれた。

3日目の釣りも まぁまぁな 物になった。 (^。^) 

こうして 3日間の北海道釣り旅行は終了した。 三重に帰って このHPを書いている今も
その時の記憶が 鮮明によみがえり

’もう一度 北海道へ! 次はドライのシーズンに!’

そう思っている。 まぁ ホトンドの方がそう思ってしまうのだろうが。


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