続・鈴鹿からのFF釣行記!

夢の実現へ。

平成23年8月18日〜28日 北海道釣行!  

 ishiguro 単独


■ 夢よ、現実となれ。 北海道釣行を計画。
ボクには夢がたくさんある。 夢と言うものは、実現させてこそ夢なんだと思っている。 だから実現しそうな(出来そうな)
夢をたくさん持つことは、自分の前進へ繋がるんだ! ・・・ なんて単純思考でいます。(笑)
確か、22歳頃だったと思うが、もともとアウトドアライフの好きだったボクは、キャンピングカーにあこがれていた。

『いつか、自分もこんな車を買うぞ! で、北海道を旅する!』

・・・・と、まぁこんな感じの夢だった。  その夢を実現させる! 今年行こう! 仕事が一番暇になる8月。 
 行くならこの時しかない。


■ 計画中ってとっても愉しい!
北海道へ行く目的は、釣り三昧を楽しむこと! これは当初の夢には無かったが、(当時はフライフィッシングにはまって無かった)
 今のボクにはこれ以外には考えられないほど贅沢な旅行です。

で、今回の予定ですが・・・・ 

18日三重発。 ⇒ 19日、20日フェリー ⇒20日午前、鵡川中流域 →21日鵡川源流(または阿寒川) →22日午前、ひょうたん沼カヌー 
22日午後、釧路川 または 音別川 → 23日、虫類川 → 24日、常呂川 または 湧別川 → 25日、渚滑川 →26日、豊平川源流
26日夕方、フェリー乗船 ⇒27日、28日、三重帰宅。

・・・とまぁ大雑把ではあるが、計画を立てた。 ロッドにして、#2〜#8の釣り内容です。 さてさて・・・・ (^_^;)

■ 計画を立てたら、その準備! 
準備と言うのは、この場合、毛針を巻く事。  計画した釣行場所のことを、それぞれ考えながら、それぞれの目的に
あった毛針を巻く。


音別川の釣りを想像して・・・。

鵡川の中流域の激流!?

 
オキアミフライです。(笑)
得に何処と言う事は・・・・サーモン??(笑)

阿寒川・・・かな?

こんなにフライを撒いたのは初めて!?
ひとつ問題が・・・・ 今回の釣りでは、#8ラインのシンクティップが必要とアドバイスをうけた。

『そんなの持ってない。』  ・・・・・ 上の写真は、Fラインにシンキングリーダーを接続したもの。 まぁ・・・なんとかなるでしょ。(笑)
ウエットの釣りをすること自体が、ほとんど始めてなんだしね。(笑)


■ 18日、出発。
出発前に記念撮影。

冷蔵庫の準備OK! ・・・酒ばっかり。(汗)

名古屋港にて。 いしかり 乗船。

苫小牧行き。

■ 18日、19日船旅。
乗船と同時に!(^_^;) ま、先は長いからね。

なかなか広くて高級感!

豪華なバイキング。

生演奏を聞きながら・・・。

穏やかな海。

映画鑑賞。 ウルルを見て号泣。(^.^)

■ 仙台立ち寄り。
瓦礫の山。 枯れたまま立つ樹木。

打ち上げられたままの船。  コメントできません・・・・。

■ 20日、苫小牧到着。
北海道は捕まる!ってイメージがあるので準備。(笑)

高速道路を飛ばして。

ん? 夕張ってどうなったのだっけ??





鵡川到着。 げ、なんじゃこりゃ!? ・・・雨、そんなに降ったのかなぁ?

上流へ移動すると、すこし改善!?

途中、ロッククライミングを楽しむ人達が見えたので立ち寄る。  なんだか愉しそう。 (^.^)

本当は、鵡川の中流域で、ハイフロートデカフライで
白泡の中の、デカレインボーを引き釣り出して
やろう!・・・なんて思ってたのですが、写真の通り
にごりが入っていたので断念。
かなり上流部へ移動。



『しょうがない。ここでやってみるか。』
鵡川上流部。 
27cmのヤマメを最大に結構釣れた。
わずか一時間ちょっとの釣りだったのだが。

明日もここでやってみよう・・・・と、思い林道に宿泊。


■ 21日、鵡川の源流域。 熊さん地帯?
良い子は川でお洗濯。(笑)

このゲートの奥には、さらなるパラダイスがあるのだろうか?
期待が膨らむ。
ゲートの前で身支度していたら、一台の車が入ってきた。
その人はボクが県外旅行者だと直ぐにわかったらしく(鈴鹿ナンバー)
話しかけてきた。  ・・・ら、どうも熊が出るらしい。 
今年に入って、犠牲者も出たそうです。 
 

『いまさら引き下がれん。』

自分の中でそうつぶやくと、林道をすたこらサッサ。(笑)

やはりパラダイス!だった。 YOU TUBEでどうぞ。 


レインボー 31cm

岩魚 35cm





■ 22日 午前、ひょうたん沼 カヌーフィッシング
← フィッシングガイド

在津信二 さん(釣り旅北海道 P144)

前夜のうちに阿寒に移動し、居酒屋で一杯。 (^^♪

満足な釣りをするために、ガイドをお願いした。

彼、結構面白い方ですよ!

ボクは、2年前にもお世話になっている。

在津ガイドさんと前夜に一杯。 明日よろしくね。

こちらも YOU TUBE でご覧下さい!



■ 22日午後、釧路川のアメマス
 さてさて、アメマスの釣り。 これはウエットの釣り。高番手(8番シングル)で、シンクティップを使う。  ボクにとっては初めての釣り方だ。
 果たして上手く行くのだろうか・・・・。


 
釧路川到着。 なんとまぁ、重い流れだろうか。
ガイドさんの指示通りやるが・・・上手く行かない。 
シンクティップがまともに投げられない。(汗)

『メンディング!メンディング!で、フライ先行!
フライの流れをイメージしてください。』


何投目だったか・・・  ゴツン!

『来た!』 思わず叫ぶ。 
『これでボウズが無くなりましたよ!』

そんな内容の会話をしたその瞬間。

・・・・テンションは軽くなってしまった。 綺麗なアメマスはその魚体を見せて
くれただけで終わってしまった。

ちなみにヒットフライは左。 実はこのフライを撒いたのは
もう10年以上も前。 ウエットの釣りも知らないのに
本に載っている物を 『綺麗じゃない。』 と思って撒いた記憶がある。

ずっとフライボックスで眠っていたが
10年以上経過して、初めてティペットを結ばれた。
真っ暗になるまで釣りに没頭してしまい、車に戻る頃には
銭湯は閉店時間を迎えてしまっていた。

お風呂にも入れず、道の駅の足湯にて一人で一杯を飲む。
誰も見ていないので、足湯を風呂代わりにしようかとも思ったが
さすがに辞めた。

午後、釣れなくて、お風呂にも入れなくて・・・話し相手も居なくて・・・

北海道5日目。 そろそろホームシック。(^_^;) 
■ 23日 虫類川
 北海道の虫類川。 釣り人には、あまりに有名な河川だ。  サーモンフィッシング発祥の地なり。

カラフトマス

シロシャケ カラフトマスのメス。 イクラたくさん。

※ このHPを見たガイドさんのご指摘。 知らぬとは怖いなぁ・・・・。

この時期に、シロシャケが登っているとは。釣れてもカラフトばかりかと思っていたのでちょっとうれしい。 
雌のシャケ。イクラたくさん。 リリースか、持って帰るか・・・・冷蔵庫に入る大きさでも無いので、リリース。

 1匹目のカラフトは、シンクティップラインを苦労して、こちらも釧路川同様に、フライ先行で流すために、メンディングを繰り返し、なんとか釣った。 
 釣った! というよりは、釣れてしまったと表現したほうがいいかも。(笑) 知らぬ間に掛かっていた。  ポイント移動。 川が細くなり深みがある。

 
『こういうポイントなら、下手にシンクティップを使うよりも、ルースニングで流したほうが良いだろう。』 

 と、判断。 それが正解で、今度は、釣れた!のではなく、ちゃんと、釣った。  
 2匹ほどのカラフトを釣り上げたところで余裕が出たので、また動画撮影。  リールの逆回転音をお聞きください。

お昼に車に戻る。(と、言ってももう14時)  寒い・・・・。室内(車内)の暖房を入れました。 ビールを飲んで内側から体を温めましたとさ。
で、そのまま力尽きて、納竿。 

『3匹釣ったからまぁいいか。』

そのまま、湧別方面へ移動。 途中、北見にて、風呂と宿泊先(停車場)を探す。

一人焼肉。 七輪でのんびりできた。 服に付く匂いはすごいが
コジャレたお店で、マスターの愛想が良かった。

この日は、このお店の駐車場をお借りした。 (^^♪


■ 24日 湧別川
 常呂川から湧別川か悩んだ結果、湧別に入渓。 奥白滝付近。 ガイドブックによると、ヒグマの濃密区とある。 一人で入ることは無謀だろうか・・・。

林道をキャンピングカーで入る。 車がデカイのでちょっと不安。

入れる所まで入って、歩く。



と、なんと、すぐにヒグマのうんこ発見。 しかも2箇所に。
ちょっと新しくない? 

引き返す? どうする・・・・。

でもなぁ・・・・ここまで来て返れないだろう・・・。




チビなオショロコマ。


げ。またうんこ。 しかも、さっきよりも新しい?
コーンを食ってる??


熊さんも怖かったので、場所移動。 もうすこし下流に入る。

ここでもセミフライの登場。
 
レインボー君は白泡の中に居るのでハイフロートなフライが必要。


釣り始めはどんよりしていたが、日差しが入ると気分もUP! 支湧別川に行ってみるが・・・

■ 24日 夜。 

札幌方面へ移動。
予定では、札幌は26日だったが、やはり最終日に源流に入る事は、
時間的に厳しいだろう・・・・。 船に乗り遅れる訳にも行かないし。

   渚滑川をあきらめ移動。 

そして、

一杯飲み屋にて。

お客はボク一人だった。 (^_^;)

■ 25日 豊平川源流。
またまた、自転車の登場です。

釣り旅北海道 P5の写真の場所

 本日の源流釣行。 今回の釣旅の中で、もっとも楽しみにしていた場所です。 ゲートからの河川までの距離もあり、
 1日に釣りになることは判っていた。
 この釣りの為だけに、自転車も用意して行ったほどだ。 (鵡川、虫類川でも活躍したが。)
 大まかに説明すると、ゲートから林道を下る。 これが長くて、約3km程ある。歩くと1時間はかかるらしい。 
 ずっと下りなので、往きは良いが、帰りは・・・・。(^_^;) 説明するよりも、動画をみて頂こう。  
 最初のほうの疾走するシーンは、さすがに危なくて撮影できなかった。 後半の緩やかな林道から・・・熊さん遭遇まで。


YOU TUBEで、どうぞ!

とにかく、入渓する所がない。 少々、危険を覚悟で、道無き道を行ってみる。 


こちらも YOU TUBEでどうぞ!



そうなんですよ。 支流を本流と間違えて、釣り上がっていた。 やけに狭いなぁ・・・とは思ったけどね。(笑)
しかし、支流でも、そこそこの大きさの、岩魚、アメマス君が遊んでくれました。

ヤマメも出た。
釣りに没頭しすぎて、ここでも失態を犯す。

時計を見ると、午後4時を回っている。  

『あれ? 北海道は三重県よりも、早く日が暮れるのだっけ? しかもここは山だぞ!? 
ここまで何時間、釣り上がっている? 帰りの林道はどれだけ時間がかかると思ってるんだ。』


かなり慌てた。 4時過ぎに納竿。 川下りだけで1時間以上はかかるだろう。 ライトなど準備していない。

一瞬、遭難と言う言葉も頭をよぎった。

慌てる自分にさらにこんなものが・・・・。

どうみても熊さんだ。  この足跡を見つけてからは、一人カラオケ状態となった。
長渕剛 と 尾崎豊 を一人熱唱! 知ってる歌を全部歌ってしまい・・・ 最終は、森の熊さんを熱唱。(笑)

で、熊さんを歌っておもった。  
『お礼に歌ったら、襲われないかなぁ・・・・』  な、わけないか。


■ 25日夜、 豊平峡温泉。
在津ガイドがお薦めしてくれた温泉にて。 本場? インド人(かな?)のスパイスの効いた食事。
露天風呂からみえる水車。 洗い場は、いかにも温泉地。

■ 26日 小樽内川
 これまでに、岩魚、ヤマメ、アメマス、オショロコマ、カラフトマス、シロシャケ、レインボートラウト と、7魚種を釣り上げている。
 次はブラウンか? などと一人考えたが、函館(鳥崎川)まで行くのは、帰りの船の時間を考えると無謀である。 さすがに辞めた。
 直ぐに逃げれそうと言う事で、小樽内川へ。
北海道釣行で最チビヤマメ。 渓にかかってた。 なんだこれ?

8魚種達成!  って、ウグイ。 しかも34cm。 かかった時はデカイ岩魚かと思ったが・・・・

この1匹が釣れてしまった所で戦意喪失。 なんだか渓も雰囲気が良くなかったし。

北海道の釣りは終わりとなった。  最終日は、わずか40分の釣りだった。

■ 26日 観光モード。
 実は、詳しくは書かないけど、仕事もあったのですよ。札幌市内のお客様との打ち合わせ。 相手も、三重から札幌まで来たことには、驚いていた。
 まぁ、そうかもしれませんね。  打ち合わせの後、’ドリバーデン(フライプロショップ)’さんへ行ってみた。  
 釣り旅北海道(書)の豊平川はこちらのショップの下山さんの情報と言う事なので、折角なので立ち寄ってみた。
国道沿いにあるのかと、ウロウロ。
カレー屋さんは直ぐに見つかったのですが・・・・(汗)

国道より、少し中に入ったところにあります。
(カーナビが古いのか住所が出てこない)

下山さんに、今回の釣行のきっかけとなった事のお礼を言い
名刺の交換をした。 感じの良い方でした。

完全に観光モードに入ります!
足湯 温泉たまご
定山温泉郷 8月なのにアジサイ?
北海道って感じの写真3枚。
土産を買うなら 千歳空港でしょう!
シャケが¥5800- イクラは別売り。(笑)
旅行中の食事は質素だったからなぁ・・・

最後くらいは北海道っぽいものを食しておこう!

■ さよなら、北海道。
良かったなぁ・・・北海道。 ここまで釣り三昧も始めての経験。 いやいや正直疲れました。
今回、源流域に入ることが多かったので、次回はもうすこし違う釣りも経験してみたいものです。
釧路川のアメマスは、残念でした・・・・ 音別川にすべきだったかなぁ・・・・。

でもまぁ、上手く行かなかったから、
 『また来よう!』 と思うのでしょう。
次回は、一人旅ではなく、誰かと行きたいかな。  ずっと一人ってのも案外寂しい。(^_^;)


道内走行距離:1323km

往復フェリー代:¥79.800-
フィッシングガイド:¥20.000-
入漁料:¥5100-
燃料代:¥25.000-位
高速代:¥6000円-位
食費代:¥8.000-(フェリー内)
      ¥5000-(道内)
飲み代:¥20.000-(居酒屋など)
その他:¥20.000-(土産など)
合計 ¥188.900-/北海道10日


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