鈴鹿からの FF釣行記

6月6日 滋賀の渓流

初めての渓で 記念撮影。

今回は 『余裕』 を 重視した釣行に

したい・・・・・・

そんな 気持ちで 家を 出ました。


前日 『どこの 渓流に 行こうか?』

と 色々 考える・・・・・・。

『 そう言えば U氏から メールが きていたっけ?』

U氏に 教えてもらった、 まだ行った事の無い渓流。

U氏:『小さな谷ですが ・・・・・。』 との事だが

今日は 半日で 切り上げるつもりだから それで 十分だろう。

 

車を 走らせる・・・・・が 場所に自身が ない。

なんだか 不安。 本当に 場所は あっているのだろうか・・・・・・・・。

初めて 進む林道。 やはり 単独では
ちょっぴり 不安ですね。
もし 車が 故障したら・・・・・・・・?
なんて 考えた事 ありません?

『堰堤 。堰堤。』 と 一人ごと を いいながら 堰堤を 探す。

『これか? 』 と それらしきものを 発見。

U氏:『大きな堰堤があり そこから3つめの堰堤まで良く釣れます。』

う〜ん。これは 大きいのだろうか? 良く分からない・・・・・・。

が、 とにかく 見当違いの場所では なさそうですので 取り合えず 釣行開始!!


本当に 狭い。 広いところでも 3Mくらいの 川幅。

『俺の 腕じゃ おっつかないな。』 と 12フィートの リーダーの バット部を カットする。

入ってすぐ DRYに 当たる。 釣り上げると やはり カワムツ。

『今の 出方じゃ カワムツだろうな。』 と 釣り上げる前から 分かってしまった。

その後、カワムツの 猛攻を 受け ・・・・・更に 遡上。

堰堤下の プールにでた。

『ここには いる!』 と かなり 手前から ストーキングに 気を遣う。

一投 必殺。 と ばかりに キャスト・・・。 『出た! 乗った!!』

までは よかった。 が、 LINEが 手前の倒木に 引っかかってしまい

痛恨の バラシ。

『フライラインの 置き場所も 考えなくちゃ・・・・・。』 と 反省。


渇水。 瀬には ほとんど 水深がない。

ポイントは どうも トロバに かぎられる。

遡上。

そして また 堰堤下。

『今度こそは!!』

小さいながらも 奇麗な 岩魚です。
やはり 天然物か それに近いようです。
真黄色な 奇麗な魚体でした。

今度は きっちり ランデイング。 初めての 渓で 一つ上がれば 満足です。


その後 更に 驚くべき事が・・・・・

移動しようと 不用意に 倒木に 足をかける・・・・。と そこに いたものは?

マムシです。
もし 気がつくのが 遅かったら やられていたかも
知れません。
渓流に 入るなら このアタリも 気をつけなければ
いけませんね。

この日 渓流で マムシの他に サル と シカ に でくわしました。

サルは 良く会いますが シカ は 久しぶりです。

これらを 含め、 この他 に ヒル など 危険が いっぱいです。

本当は 単独釣行は 避けたほうが いいのかも知れませんね。


結局 2時間もかからないうちに 釣り上がってしまった。

場所移動。 どこに行こうか?

『今日は のんびり したいから 色々と ドライブしよう。』

あちこちの 支流などに 車を 走らせる。

『ここも いいな。 あ! あのアタリも いいかな。』 そんな事を

考えながら 車を 走らせると 車窓から見えたものは ライズ。

しかも あちこちで 起こっている。

いつもなら すっ飛んでいくところだが なんとなく そのまま ライズを 見つめる。

時間だけが ゆっくり過ぎる・・・・

どれだけの 時間が経過した事か・・・・・

そのとき

一匹の 魚が 水面に 魚体を さらけだす ライズ!

アマゴでした。奇麗な パーマークが チラリと見える。

それでも 竿を出さない・・・・・

『これは ゆとりか 怠慢か? 』 情熱が 薄れちゃったのかな?


いつもと 違う 自分に 気がつく

今日の テーマ!? は 『ゆとり』

たまには こんな日も あっていいか・・・・・・・・・・。

いつもは 通り過ぎてしまう 鈴鹿山脈の頂上
車を とめて
一つ 大きな 深呼吸
 
そして いつも お世話になっている この山に
感謝

釣りを した時間: 約 2時間

移動時間:約 5時間 (往復の道中 約2時間半)


1999年記録へ