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   伊賀市島ヶ原小学校のヒノキ(明治32年植栽)

 ■ 運動場のヒノキが変
3月18日 
伊賀市の小学校運動場の隅にある 樹齢110年(文献) のヒノキが突然おかしくなったとの報告。

三重県樹木医会で現地へ出向いてみると・・・・・

すでに瀕死の状態とも言えるヒノキが・・・・

上半分はすでに変色し しかも運動場側の葉は
真黄色なり。










こんな感じですでに葉は変色している。→




今回調査のヒノキの花芽 近くの他の個体のヒノキの花芽
先輩樹木医に言わせると 花芽の状態がおかしいと言う。 確かに比べると 小さく 成長が止まっているように見える。
わたしは そういう指摘があってから 他の個体との比較をした。 左の状態だけを見て そういう判断が出来るとは・・・さすが先輩樹木医だ。
今回のヒノキ衰弱の原因は 運送場の造成にある。 ヒノキのことを考えずに 1m近くも埋め しかも重機で転圧している。 ・・・ それが昨年の事。
根の呼吸の重要性を 再認識した事例だった。

 ■ お決まりのお立ち寄り。 なんと国天!
近くに国指定天然記念物があるという。

どんな物かと見学に行きました。
’シブナシガヤ’

種子についている 渋皮が無いという性質を持つ。
非常に珍しいという事で 国の指定を受けている。

樹自体はそんなに大きいわけではない。



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