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 今年のマツクイ虫 (マツノマダラカミキリ)はいつ羽化するか?

 ■ マツノマダラカミキリ発生予察事業
現在 日本の松に猛威を振るっている 病気 ’マツ材線虫病’。 これは マツノマダラカミキリが 線虫を運び
感染する事は すでに解明済みのメカニズムである。 
この病気の防除に有効な方法として カミキリ虫を防除する 薬剤散布法がある。
しかし 薬剤散布と言っても いつでもOKと言うわけでもない。 なるべく回数を少なく 有効に散布したいものだ。
つまりは カミキリ虫が羽化して あちこち飛び回るタイミングで 薬剤を散布すれば より効果的・・・とこういう
わけです。   つまり カミキリ虫が いつ木材の中から飛び出してくるか? いつ 最盛期を迎えるのか?
を 実際にゲージの中で 観察するわけです。


材の中で蛹化したカミキリ虫
 ■  予察するには 被害木が必要

 チェーンソウとナタを手に 被害木
 (昨年の夏に枯れた松)
 を切り倒す。

松枯れを未然に防ぐため 
このような努力があるのです。

皆さん ご存知でしたか?
昨年の最初の羽化は 5月31日でした。 今年はもうちょっと早まるのでしょうか??



余談・・・。  帰りがけに 妙な物を見つけた。
マムシ草と言う。 見た目そのまんまですね。 (>_<)



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