■ 樹齢400年 エドヒガン 松坂市指定天然記念物 |
2月8日 エドヒガン桜の樹勢が衰退しているようだ・・・との話で 県の樹木医3名にて 現地を訪れた。
葉の無い時期という事で なかなか判別は難しい。
調査の結果 樹高は8m程度であった。 また 小枝の枯れが目立っている。
過去の文献等から この数年で 少なくとも樹高は 4m以上は下がっている。 ・・・ つまり先端の枝が枯れこみ 一回り小さくなって
しまったという事である。 |
幹の太さはさすが400年
日本三大桜である
’神代桜’をも思わせる樹形である。
幹の内部は 以前の外科的術により 洞はふさがれていた。
触った感触では 幹の少なくとも半分近くは 形成層組織は
生きてはいない・・・そう感じた。 |
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■ 花の季節 再度訪問。 |
花の無いときではさすがにつまらない。 開花時期にもう一度 訪れてみた。 |
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この写真だけを見ると まぁまぁの樹勢に見えるだろうが・・・・ 実際はそうではない。
今後も 衰退は進行するものと思われる。 色々な調査から 衰退した原因が 推測された。
長い時間がかかって ここまでの道のりをたどった 樹なので もとの姿に戻る事はないだろうが
すくなくとも 衰退を止め 今の状態よりは 良く改善できるとは確信している。
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■ ちなみに回りも 桜だらけ。 |
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この付近は桜 (エドヒガン)に力を入れてます。 花の色の濃い薄いはあるけど 全部エドヒガン桜よ。 |
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ほら 良く見るとガク筒(トウ)が丸く膨らんでいるでしょ!! これってエドヒガン種の特徴です。
花の季節 夜間はライトアップされているので 一度 見学されてみたらいかがでしょう!
但し 柵の中には入らないでね。 (^_^.)
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http://www.jalan.net/ou/oup2000/ouw2001.do?spotId=24421ac2100138972 |
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