クロマツに対するネマバスターの施術
■3月7日 お寺の松保護
この記録はは自分の為に掲載します。 このようなHPへのアップは、自分の作業日誌になるので、結構便利なんです。
さて、今回は、私が診ているお寺の境内のクロマツの保護です。  ’マツ材線虫病’で枯らさない為には必要な作業となります。


■3月7日 マツは全部で7本。
まずは大まかな場所決めです。

今回の作業は、根より薬剤を吸わせて

病気の予防をするというものです。

ですので、薬剤を散布する場所を決める

わけですね。 
表面の砕石をどけて、一箇所一箇所掘って行きます。
今回は
50箇所ほど掘る予定です。 
いつもなら、Wスコップを使うのですが、地面が
堅く締まっている事もあり、それをほぐす意味
も兼ねて、水圧を利用しました。

水しぶきが飛ばないようにコンポストを使います。
穴が掘り終わりました。 

写真では穴が浅く見えますが、これは次の穴を
掘った時に、水が流れ込んで浅くみえるだけです。
本来なら、そんなに深く掘る必要も無いのですが
今回は、一応、土壌をほぐす意味も兼ねている
ので、少々深め (と言っても40cm程度)
に掘っています。
このまま水が引くまで待ちます。
水圧で掘っているので、ある程度の太さの根は、

切断することなく、掘れています。

その他のマツの周囲も掘ります。こちらは、従来どおりのWスコップを使います。

そして、ネマバスターの施用です。
 ちゃんと効いてくださいよ! 根っこの確認できた穴は、水量(薬量)を多い目にして、確認できなかった穴はその分、少なめ。
全体としては量は変わっていない。 通常の施工とどちらが良いのか断定は出来ないが、普通に考えたら根っこが多い所にたくさんの量だろう。
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