大きな会社の門の前。 多行松。
■多行松。
ダギョウショウと、読みます。 基本的にはアカマツになり、根元付近から枝分かれして株立ち状の樹形になるのが特徴です。 さて、その多行松がおかしいという。 さてさて、何がおかしいのやら。

一見ではどうって事はないように見える。  ・・・というのも、診断依頼が来たのは最近だが、実際はもっと早くにおかしかったようです。 でも、まだミドリが展開してないから、OKでしょう。
まずは根の状態チェック。 ある程度探してみたが・・・共生菌の確認はできず。
ミドリの伸びはOK! 
  葉フルイ病を確認した。
 ■ 総合診断。
剪定方法が悪い! と、記載した。  かなりの強剪定がされた形跡がある。 マツってのは剪定に弱いのです。
病害なども見られたが、 『関係ねぇ〜』 と診断書に記載。 この程度なら問題ない。 その他、菌の話やらなんやら色々書いたけど
最終的には、 『マツ枯れに最も注意する!』 と大きくアピール。 そのおかげか、このマツを保護することになったとさ。 \(^o^)/
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