★☆ コガネムシ(幼虫)
○特徴と性質 堆積した落葉のなかにいることが多く、エサは落葉や木などですが根も食害します。

しかしながら 植木生産においては根を食害されるケースが多く 手を焼く害虫の一つです。

根を食害されほとんど毛根のなくなったスカイロケット
○予防と対策  成虫になると飛来してツボミや花弁を食い荒らしますので、幼虫駆除が決め手になります。
落葉などは、堆積したまま放置しないようにして、まめに焼却して成虫になることを阻みます
7月から10月が発生時期です。8月から9月にかけて月2回程度、ダイアジノンやカルホス
などの薬剤を重点的に土壌に散布します。














 ★☆ ネコブセンチュウネグサレセンチュウ
○特徴と性質 ネコブセンチュウとネグサレセンチュウは、土の中にいて、植物の根を傷ける害虫です。その傷口から土壌に生息している病菌が侵入し、病気を引きおこすわけです。この害虫がやっかいなのは、病気の原因を作る害虫が土中にいるために地上部だけの判断では、病気の原因がわからないところにあります。ネコブセンチュウは根に群生する小さな虫で、ネコブセンチュウにとりつかれた部分は、徐々に腐りはじめます。また、ネグサレセンチュウは、根の表面を腐らせますが、樹勢が衰えて『おかしいな?』 と思ったら、ためしに根を掘ってみると悪臭がしますので、これが判断材料になります。 ネコブセンチュウとネグサレセンチュウは、ともに木が養分を摂取する根を食害しますので、樹勢が弱まり生育不良をおこします。また、花木の場合には花づきがわるくなります。
ネコブセンチュウの被害にあったクチナシ
○予防と対策  土中に存在するため少々厄介です。 土壌消毒剤を使う方法もありますが 被服の必要があり 一般向けでは
ありません。 マリーゴールドで誘引し その後 周りの土ごと処分するという方法もあります。(参考文献より)

しかし作者はそのマリーゴールドによる誘引を行った事がないので良く分かりません。ごめんなさい。
ネマモールとヂィプテレックスの混和剤を土中に直接潅注すると効果があるかも。