タイトルイメージ
 地元 植木屋さんの松

 ■ 近所の植木屋さんの松が変。
 私は鈴鹿にて植木生産販売流通業務を中心に活動しています。 ある日の事 車で移動中 
車窓から見えた黒松の枝の一部の異変に気が付いた。 
それが8月25日頃だったと記憶している。

それから数日後 電話がなった。 その松の持ち主 近所の植木屋さんからでした。 
『うちの松が変なんですが 見てもらえませんか? マツクイムシか?』 との問合せ。 
これが8月28日のことです。 近所なので すぐに現場へ向う事に。
 
これは枝の変色の多い場所の写真す。
 
早速 樹脂の出方をチェックしてみる・・・と。

写真を見てもらうとお分かりだろうが 約2時間が経過しても松脂が全くでてない。

これだけでも 断言できそうな物だが 松保護士としては そうは行かない。 
枝を細かくチップにして ベールマン法にて
線虫分離。 さてさて出るか??
 ■ でちゃった。

 出てしまいました。 線虫君が・・・。  このマツは残念ですがこの時点で助ける事は 現在の樹木医学では無理です。
 まして 樹幹注入などの予防措置も取られては居ませんでした。
 ここに ’マツ材線虫病’ の発病(目に見えてから)から 枯死までの経過の早さを写真にて紹介します。



戻る // 植木相談 // 一般 // HOME