松保護士会 「第3回交流会」 in 滋賀
 ■ 交流会の前日
 松保護士会は明日なのですが 前日から栃木県の 樹木医さんを三重に招き いろいろと接待です。 
接待と言っても お酒の席(・・・もあったけど) ではなく 地元の銘木などの案内です。
当然ならが ’長太のオオクス’ もみてもらいました。 孤立木で、あの スケールには 栃木の松保護士(樹木医)さんも
感動されていました。   その他 植木の産地としての鈴鹿を ぐるりと案内し 生産地としてもアピールしました。
三重県の良いところ いろいろと わかってもらえたようです。 松阪牛も 楽しんで頂けたようです!
 
 
長太のオオクス (石黒撮影)
 ■ 松保士会交流会 in 滋賀 
5月15日、16日の2日間の日程にて  松保護士会の3回目の交流会が行われた。 1回目は 奈良県 2回目は栃木県。
最近 松保護士会は活発で皆さん やる気たっぷりの方ばかりです。 圧倒されそう・・・・ (^_^.)


 ■ まずはホテルで記念講演です。 
松保護士会といえば 田畑勝洋先生です。 この先生 私は個人的に好きで (多分皆さん) どういう理由で そう思うかって 
聞かれると ちゃんと説明は出来るのですが まぁ ここでは話が長くなるので やめときます。 (^_^.)
とにかく 親しみのある先生です。 愛想もいいです。 

 ・・・で 先生の今回の話 
マツノザイ線虫とマツの根との関係についての話だった。 非常に興味深く 参考になりました。
なぜ興味があったかというと 実は昔 この試験のときに 自分なりに偶然に
’線虫と根の関係’ に目をつけていたからです。

ちなみに私、 現在
 「年越し枯れの松の根の中の線虫密度の変化について」 を調べようとしています。
最近 偶然にも三重県内で 年越し枯れに出くわし その時に 根の中にいる線虫の密度がおかしいことに気がついた。
もちろん たまたまだったのか それとも 新たなる発見なのか まだ今の段階ではなんとも言えない。
今後は データ集めですね。 ・・・しかし県内には そういう事例が非常に少ない・・・・ あー時間がかかりそう・・・。(^_^.)

 
※ここまで 何も写真撮影を行ってませんでした。 写真なしでごめんなさい。


 ■ 滋賀県には ウツクシマツの自生地がある
滋賀県湖南市平松(地図)には ウツクシマツの自生地がある。   
ウツクシマツ(Pinus densiflora Sieb. et Zucc. from. umbraculifera Miyoshi) の樹形は 庭木として用いられる 
多行松(Pinus densiflora var. umbraculifera Mayr) に似ているが同じ傘型でも 樹形に変異があり、樹形は4形式に分類されている。
この自生地は東海道に近く 古来より松の名所として知られており、街道を往来する人々にも注目されていたようで、寛政9年
(1797)の『伊勢参宮名所図絵』や文政9年(1826)の『東海道名所図絵』、浮世絵にも紹介されている。 
また 「男松にあらず女松にあらず、これ神木なり」 と古人が言っているとおり、平松の松尾神社の神木として尊重されていたことが
『松尾神社縁起』から知ることができる。
大正10年(1921)3月3日 国指定の天然記念物として 指定され 現在に至っている。
(※以上 文献より)  


 この場所の存在は以前から知ってはいたが 訪れるのは初めて。 なかなか迫力がある。
 このウツクシマツにも、やはりマツ材線虫病に脅かされている。 現在では 樹幹注入による 防除が施されている。
 また 天然更新は難しい状況のため 種を採取し 育苗し、良苗を選抜し 自生地に移植するという作業を行っている。
 なかなかうまく行ってない部分もあるようだが それなりの成果は出ているようである。

 
 自生地に移植されたウツクシマシツ

 もちろん 元の種子は この地で採取されたもの。

■ 5月16日
残念なことに私は 本日 空手の大会日だ。  よって 2日目の交流会は 琵琶湖のほうへ出かけたようであるが 私は不参加なり。 (ーー゛)

しかし ・・・・ 夕べは よく飲んだ。おかげで 大会の組手は ほとんど酔拳だった。 (笑)

ちなみにだが それでも組手部門で3位入賞だった。 (^.^)/
 


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