長島中学校の大松
 ■ 昔はお城だった。
長島中部小学校の’大松’。 樹高:15m 胸高周囲 2.8m の大きさ。 
今ではすっかり 長島中学校のシンボル的存在となっているが 江戸時代には長島城が この地にあり 本丸の西南隅にあったものと
されている。 樹齢は 推定300年なり。
伊勢湾台風等幾多の苦難にも耐え忍んだという ツワモノ。    桑名市の天然記念物に指定。 ここ

 ■ 枝が枯れているという話で・・・・
さてさて 今回のマツ君、 どうも枝が部分的に枯れていて 『元気が無いのでは?』 という心配からの調査依頼です。
ではでは ゆっくり診てみましょう。
今回 樹高は15mと聞いていたので 高所作業車も
用意した。
ちなみに 石黒植物園の私物。(^O^)

下から 枝を覗く。 ・・・・が はっきりわからない。 確かに枯れたような それとも ただ落ち葉が堆積しただけのような・・・・
やはりここは 高所作業車って事で 枯れている枝に 近づく。 すると・・・・・
 ■ マツモグリカイガラムシか??
枝が妙に湾曲している。  
これだでは言い切れないが
’マツモグリカイガラムシ’ の害か??   

マツモグリカイガラムシは一般には アカマツによく出る被害。 稀にクロマツにも出るようだが・・・ ひょっとしたら この大松
アイグロマツか???? (ーー゛) ・・・・・ もちろん 言い切れないが。
この写真ではわかりにくいが

すぐ近くにあるマツにも マツモグリらしき被害が・・・・


これは マツモグリ+人為的な要因、 つまり

人間による ’強すぎる剪定’ によってこうなってしまったようだ。


マツモグリカイガラムシ  最近よくこの被害を耳にするようになった。 どうも京都では すごい事になっていると
聞いている。 ムシ自体にはなかなかあえず 難しい・・・・。
今後は やはり農薬散布を中心に 対応してくしか手はないのだろうか・・・・。

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