四条畷市の個人邸のマツ。
 ■ 個人邸のマツ。
今回は個人さんからの依頼でした。 もう何度も掲載している、『マツ材線虫病』です。
この季節には、マツの診断は非常に多い。 そして、そのほとんどがこの病気です。
到着して一目みて・・・・まぁ、そうだろうと判った。 しかし、推測で病気を断言するわけには行かないので
現場にて、簡易試験を行う。 明らかにダメな場合は、線虫を現場で分離しクライアントに見せるようにしている。その方がより話を判ってもらいやすいからだ。 
(※線虫の同定は、あくまで事務所に戻ってから、高倍率の顕微鏡下で行なっています。)

 ■ ごめんなさい。無理ですよ。
クライアント宅にお邪魔し、コーヒーをよばれながら、病気の説明をする。
一般の方は、当然のように
、『そんな病気は知らない。』 と言う。
まぁ、そんなもんでしょう。 この病気は予防がもっとも重要であることをコンコンと説明した。
そして・・・
・『もう一度、マツを植えたいです。 そして、そのマツは、石黒さんあなたが護ってください。』 
という話になった。 後日(平成24年1月)、新規に植栽をやり直した。 もちろん、土壌中に残っている可能性のあるマツノザイセンチュウに対する処置も行った。    

新しいマツを枯らすわけには行かない! クライアントに応える為にも、しっかりやれよ! 松保護士! (^・^)
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