■ 2月12日 マツへの樹幹注入
横浜に居ます。 管理が始まって、丸3年。 今まで周辺で、’マツ材線虫病’は発生しては居たが、それなりに遠方で、もしかかったとしたらそれは交通事故のようなものと考えてた。 ・・・・もちろんクライアントには説明はしてある。 しかし、危険度合いとコストパフォーマンスを考えた場合、単純に金儲けに走っている訳ではないので、こちらとしても、作業を強要するような事はしていなかった。 

しかし、事態は急展開。

 ■ あれ? すぐ隣のマツが枯れた??
昨年の夏の事、管理区の直ぐ隣のマツが枯れた。 
自主検査の結果、’マツ材線虫病’と断定

管轄外のマツの診断をしても、1円の特にもならないのだけど・・・・ まぁ、そういうわけには行かないよね。(笑)
さぁさぁ、ヤバイ。 すぐに市に対して伐採を要請。 ・・・・しかし、そんなもん聞いてくれるはずが無いわな。(ーー;)
勝手に処分するわけにも行かず・・・管理区のマツを護るしかないね。

 ■ 樹幹注入のみ!
今回の作業はすべて樹幹注入でカバーしました。  仕立物のマツも。 
『え? 仕立てのマツもいいのか!? って??』
  そりゃ、あんまりお薦めはできない。 しかし、農薬散布はNGなんですよ。 それは・・・・

直ぐ近くに池があり、中にはキンキラ金の鯉が泳いでいる。 しかも・・・札束級の鯉がね。(^^♪
もし何かあったら、薬剤散布が原因でなくとも、何を言われるか・・・・危険回避。

あ、仕立てのマツもちゃんと見極めれば、(使用薬剤やら施用位置)まぁ・・・大丈夫です。 



 ■ 待ち時間を利用して近所の公園をぷらり
子供の手作り看板、ステキだ!

この公園は、盛り土造成か? 地表浅くを根が走り、エロージョンでむき出し。 

・・・・で帰ってきたら、ほとんどのボトルが空っぽ。 今回は7本のマツに施術。  1本に2〜3本のボトルを使用した。 その多くは加圧式を採用したため、薬液の残ったボトルは3本ほどであった。 その3本のうち、2本は打ち変えを行い、翌日まで放置する事にした。 その後の処理は地元の業者にお任せし私は帰路へ。

 ■ 帰路の途中・・海老名SA。
ここに来るといつも思うんだよなぁ・・・・ このケヤキ。 平成22年(?)の後半にこうなったように記憶している。
なにも、アスファルトで舗装しなくても・・・・ 樹木の事をなんにも考えて居ない人の仕業。(/_;)
// H24 // back //